ここに集う人が身につけるのは、
楽しく安全に運転する喜び。
私たちが誇りとするのは、
安全の心と技を手渡し、
豊かな交通社会を支える喜び。
そして、この場に生まれる感動は安全を願う、
すべての人の喜びにつながっている。
交通事故を減らすためには、生涯教育の観点から、子どもから高齢者まで、一貫しての安全教育が求められています。
各地の交通教育センターは、これまで行ってきた二輪・四輪運転者への教育をさらに充実させるとともに、各世代に応じた交通安全教育を行う場として、また地域社会の交通安全の基地として、活動の範囲をいっそう広げています。
この活動は、ホンダ安全運転普及本部を設立した1970年から始まりました。Hondaは、車のメーカーとして、安全性能に優れた車の開発に力を注ぐとともに、二輪・四輪などを利用されるみなさまにむけての安全啓発・教育活動こそが安全運転の普及に重要であると考え、活動の輪を世界にまで広げ展開しています。
その活動の原点には、「人間尊重」という創業以来のHondaの企業理念があります。「すべての人の安全をめざして」という考えのもと、クルマやバイクに乗っている人だけでなく、モビリティ社会で暮らすすべての人に対して、「人から人への手渡しの安全」をモットーに、危険を安全に体験する「参加体験型の実践教育」を行っています。